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残留農薬について


残留農薬は検出下限値未満!
JAやつしろでは、毎年無作為に抽出した出荷段階の試料5件を、社団法人 熊本県薬剤師会(食品衛生法の規定に基づく登録検査機関)で、SFE-GC/MS法(超臨界抽出装置を用いて残留農薬を抽出後、ガスクロマトグラフ質量分析)によって検査し、すべての検査項目に対して残留農薬が不検出(検出下限値未満)であることを確認しています。耕種基準を守って生産されているJAやつしろの畳表なら、たとえ農薬を使って栽培したものであっても残留農薬は検出下限値未満で、検査結果は農薬不使用栽培の畳表と全く同じであるため、人体への影響について特に問題になることはありません。



畳表の安全性は食品以上!
JAやつしろの畳表による残留農薬試験検査結果は、穀類や野菜類の残留基準と比較しても少ない数値となっており、非常に安全であることがわかります。
品目 検査農薬数 残留基準値 (ppm) 検出下限値 (ppm) 検査成績
畳表 147 なし 0.01〜0.02 不検出

玄米 62 0.01〜3 0.01〜0.3
大麦、小麦 4 0.05〜10 0.01〜1
大豆 6 0.03〜0.5 0.01〜0.05
青果物11品目 1〜8 0.05〜20
 ※残留基準値と検出下限値は農薬の種類により異なるため、最小値〜最大値として表示しています。
  畳表は食品でないため、食品衛生法に基づく残留基準値はありません。
  0.01ppm=1kgの農産物中の0.01mg(0.00001g)相当


“残留農薬検出下限値未満”と“残留農薬なし”は全く違う!
通常実施される残留農薬試験検査は、0.01または0.02ppmが検出下限の検査で、1回の費用は7〜8万円程度かかります。これだけ費用がかかると、農家個人が毎年検査をするのは大変で、当然費用が畳表に上乗せされる事になります。また、これより精度が高い0.0001ppmまで計測できる検査では(費用は通常検査の10倍位)畳表から残留農薬が検出されてしまいます。これは、農薬を使って栽培した畳表だけでなく農薬不使用栽培の畳表でも同様です。たとえ農薬を使用せずに栽培したとしても、周囲の田畑から飛来したり、上流から流れて来る水の中に含まれていたりする農薬を排除出来ないからです。農薬不使用栽培畳表の使用を検討している方は、以上の問題点と農薬不使用であるが故のすばらしさを十分理解したうえで、ご利用して頂くことが必要です。



農家に無農薬栽培を強いるか
熊本八代地域で無農薬栽培を実施しているのは、ほんの数件だけです。多くの農家に“無農薬でイグサを作れるか?” と聞いてみると、皆出来ないと答えます。使用できる農薬の種類と回数は厳しく制限され、農薬が“あまり聞かない”状態で大変なのに、無農薬栽培で除草剤を使わなくなると、来る日も来る日も草取りの厳しい毎日が待っています。体力と気力がある若い人でないと、とても出来ません。イグサ栽培農家へ出向いてほんの一部の作業を体験してみると、朝から晩まで過酷な労働である割には収入が少ないことに驚いてしまいます。生産者が高齢化して行き、後継者も少ない状況で、この上更なる重労働を強いるのは非常に酷なことです。


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